BABYMETAL WORLD TOUR 2016 US TOUR
長期に渡るアメリカ公演を大成功に納めた
BABYMETAL怒濤の8公演をざっくりと振り返ってみたいと思う


第1公演 NY公演
US TOURの初陣となるNY公演
ここでまさかの事件が起こる
それはAmoreが終わり神バンド達がCatch meの前奏をプレイしていた時のこと
『なんか今日のお客さんよくわからない...』
MOAMETALのマイクがOFFになっておらず、裏で会話している声が会場中に響き渡ってしまったのだ
現地の参戦組はもちろん、日本のメイト達もペリスコ
(スマホで動画中継できるアプリ)で見ていたため一同に驚いたことだろう
参戦組のツイからするとモッシュは激しいもののサーファーは少なく不思議な雰囲気だったそうだ
NYでのライブは2014年に行われた
BACK TO THE USA以来
ステージ上の三人は久々に困惑していたんではないだろうか
モッシュは激しいのになんでサーファーはいないの?
本当に私達を見てくれているんだろうか?
上記の言葉は私の勝手な推測です
個人的には現地の方が配信してくれた動画を見る限り盛り上がりにかける内容ではなかったと思う
ただ三人は満足はしていなかったのかな...
そんな状況で向かえたKARATEでまさかの展開が...
中盤のYUI MOAが倒れSUが起こす場面
ここをガラリと変えSU-METALの観客に対する語りかけ(もちろん英語で)
そしてコール&レスポンス仕様に変えてきたのだ
初めはSU-METALのアドリブかと思い、YUI MOAや神バンド達の動きを見ていたが、どうやらアドリブではないようだ
SU-METALが日頃と違うことをライブですると思わずアドリブなのか?とついつい疑ってしまう
Road of Resistanceのように観客達とWoWoWooo...と同じ言葉を発すると何とも言えない一体感に会場は包まれる
新しい
BABYMETALが生まれた瞬間であった


第2公演 ボストン公演
NYからの連日公演となったボストン公演
この日もKARATEでは昨日同様の内容で大きな盛り上がりを見せていた
現地の観客達も初めて聴く新曲でノリ方がわからない部分もあったと思う
だが、このSU-METALの語りとコール&レスポンスでノリがいまいちわからなかった観客達も楽しめたことだろう
そして心温まる場面も!
ギミチョコでのこと
どうやら上手最前にチビッ子のファンがいたそうだ
その姿に気づいたMOAMETALがトコトコと近づき近くで一緒に手拍子をしている姿!

日本では最前に小さな子供が行けることはまずないだろう
海外でしか見ることのできない光景だけに色々考えさせられる場面でもあった...
神々達の超絶プレイも光を放っていた!
恐らくCatch meのソロパートの時だろう
大村さんのギターに手を伸ばしピッキングしてしまう藤岡さん!
大村さんもノリノリの様子!
師弟関係でもあるこの二人!
いつも長い間同じ時間を共有しているからこそできるコンビプレイには観客達もシビれたことだろう!

ここボストン公演も大盛り上がりでライブを終える


第3公演 フィラデルフィア公演
この日のKARATEも更に進化を進める
昨日同様のコール&レスポンスに加え
SU-METALの新たな観客の煽りが加わる
観客と一緒にシンガロングを歌うと
『Everybody Jump!!』と観客にジャンプを求める
急にジャンプを求められるメイト達
最初は戸惑う姿もあったが、徐々にジャンプをしていく姿が見受けられた
7人と観客達の間には誰にも邪魔をすることのできない一体感が生まれていたのは間違いないだろう
そしてフィラデルフィアのメイト達も熱かった!

画像では分かりにくいがRoad of Resistanceの時に丸型のWall of Deathではなく、横に広がるWall of Deathが展開されたそうだ!
これにはSU-METALもいつもと違う観客の反応が見れて嬉しかったことだろう
ライブを重ねる度に
BABYMETALは観客との一体感を強めていく
一昨年 昨年と比べスマホで撮影している姿も少なく感じたのは気のせいだろうか...
KARATEではSU-METALも観客と一緒にジャンプをしながらいつもと変わらない美声を放っていた
この日も彼女の秘めたるポテンシャルに驚かさせられる日となったのは間違いないだろう!
↓フィラデルフィアの公演に参戦された方のブログです
フィラデルフィア公演 【BABYMETAL WORLD TOUR2016観戦記】


第4公演 コンコード Carolina Rebellion(フェス)
2016年
初のフェスとなる今回のCarolina Rebellion
2ndアルバムが発売されて初のフェスとなるだけに個人的にはセットリストが非常に気になった
その気になるセットリストはメギツネをKARATEに変更し、残りは昨年と大きな変化はなし

この辺りはさすがのKOBAと言うべきか
例えビルボードで39位に入っても慢心せずにしっかりと自分達の進むべき道を明確にしている点はさすがだと思ってしまった


肝心なライブの盛り上がりは昨年のRock on the Rangeと同等
いや、それ以上の盛り上がりを見せていた

サーファーも他のグループに負けないくらいの多さ
そして一番のハイライトはここ

これはどう見てもセキュリティーも一緒に盛り上がってるようにしか私には見えない!
観客だけではなくセキュリティーまでもが盛り上がりを見せる印象的なフェスとなった
ステージ裏では恒例となるずっ友写真でも賑わいを見せていた




昨年イギリスのロックフェス
Reading and Leeds Festivalsですっかり
BABYMETALのファンになってしまった
BRING ME THE HORIZONのボーカルOliver Sykesとも久々の再会を果たす
新しい
ベビメタTシャツに袖を通し三人に見せびらかす姿は完全に一人のメイト

だが、忘れてはいけない
BRING ME THE HORIZONはBABYMETALの遥か上をゆくグループだとゆうことを...
2015年9月に発表した最新作『ザッツ・ザ・スピリット』は、本国イギリスで2位、そして米ビルボード・アルバム・チャートでも2位となっている
英国を代表するメタルコア・バンドグループ


そんなモンスターグループの一人をここまで熱狂的にしてしまうのも彼女達の実力 可愛さがあってのことだろう

第5公演 シルバースプリング公演
この日は朝から現地メイト達のあるコスプレで話題になる

色々とツッコミを入れたい点はあると思うが、待ちに待ったBABYMETALのライブ
ようやく来日した彼女達をやっと観れる!
その嬉しさが滲み出ている実に微笑ましい一枚に感じる
彼らはどうやら無事に最前でライブを楽しめていたようだ!

この日は神バンド達も新たなファンサービスを行っていた
Catch meのソロパートの時通常なら上手に大村さん 下手に藤岡さんのポジションだが、大村さんのパートが終わるとポジションを入れ替える両者
この時は一際歓声も沸いていた!
大村さんと藤岡さんもニヤニヤしながら観客に近寄り思う存分自分達のプレイを見せる!
三人だけではなく神バンド達もどうしたら観客を喜ばすことができるのか?
これこそチームBABYMETALの姿!
KARATEではSU-METALの案なのかな!?
また新たな観客との一体感を生む新しいことが行われていた
よくメタルコアグループで見受けられる観客をしゃがませてボーカルの合図でジャンプさせるノリ
前日に同会場で行われていたBRING ME THE HORIZONのワンマンライブにSU-METALも観に来ていたようだ!
恐らく彼らのパフォーマンスを見て『私達もやってみたい!』と思ったかどうかは定かではないが少なからず影響は受けていたことだろう
また一つ違うBABYMETALの姿を見ることができた公演となる!
そして公式からのこの一枚にはある特別な意味が記されている
The Fillmoreでライブをし、SOLD OUTになったグループだけにその名を壁に刻むことが許されるようだ
現地組の話によると4月から8月の間だけでもキャパ2.000人のこの会場をSOLD OUTさせたグループはBABYMETALを含めたったの4グループのみ
アメリカの地にまた一つBABYMETALの名を刻む一夜になった


第6公演 デトロイト公演
US TOURも終盤の6公演目となるデトロイト
今まではKARATEの進化が一際輝きを放っていたが、この日はギミチョコも異彩な輝きを放っていた
初めこの画像を見たとき頭の中に???しか浮かばなかった

『YUI MOAが何か持っているぞ?なんだ?あれは?』
現地組のツイでは皆が『ギミチョコが変わった!』と一同興奮気味の様子
手に持っていたのはどうやらスニッカーズとMusketeersだったようだ!


コール&レスポンスの前に三人のチョコよりも甘いおねだりも追加される
『みんなチョコ欲しいー!?』
『みんなはチョコ好きー!?』
『みんなも一緒にコールしてー!!』
と語りかけたりおねだりをする姿はなんとも言えない可愛さがある!
そんな可愛い三人に答えるように観客達は『ギブミー!ギブミー!』とコールをする!!
最後のおねだりでSU-METALが観客にしゃがんでジャンプをおねだりし、3!2!1!のカウントで一斉にジャンプ!
MOAMETALも激しくチョコを後ろに投げる姿も愛くるしかった!
日々観客達との一体感を強めていくBABYMETAL
ちなみにこの日BOHさんはKARATEの時にジャンプしながら弾いていたのにはさすがに笑ってしまった!
次はいよいよ東海岸最後のワンマンライブとなるシカゴ公演...
果たしてどんな姿を見せてくれるのか?


第7公演 シカゴ公演
約一年ぶりとなるHouse of Blues Chicagoでのワンマンライブ
昨年もこの会場で熱いライブを行い観客達を魅了したことは記憶に新しい

KARATEやギミチョコは昨日と同じ内容だが、この日も観客との一体感でライブを無事に大成功に納めていた




GJ!!の時にYUIMETALが転けてしまう場面もあったが、すぐに立て直し何事もなかったかのように踊り続ける姿はさすがのプロ魂
現地組の話によるとステージ上はデコボコが多くて、それが原因だったみたいだ

神々達も荒ぶる姿で観客を魅了
BOHさんはKARATEでSU-METALの『Everybody Jump!!』の声に合わせ一緒にジャンプしながら弾いたり
大村さんもラストの場面 ギターを天高く上げくるりと一回転したりとアドリブ満載なライブとなっていた!
長きに渡るUS TOURもいよいよ終わりを迎えようとしている...



最終公演 ウィスコンシン州サマセット
NORTHERN INVASION(フェス)
東海岸最後を飾るNORTHERN INVASION
この日は気温3℃とゆう過酷な環境でのパフォーマンス
サウンドチェックでは青山さんもジャージを羽織ながらの姿も珍しかった
そんな状況でも7人は熱く会場の観客達を沸かせていた!
新しいKARATEやギミチョコの語り コール&レスポンスも大盛況!
見事に最後まで自分達の持てる全ての力を出しきっていた!


一言でアメリカと言ってもそのスケールの大きさは計り知れない
地域によっては観客達のノリも違うだろう
環境面で言えば気温も気候も変わってくるはず
その中で今回のUS TOURは彼女達の経験値を今まで以上に上げたことだろう
思えばNY公演でMOAMETALが放った一言
あれがきっかけになったかはわからない...
ただ言えることはどうすれば観客達と一緒に楽しめるのか?
どうすれば観客達と一体感を生むことができるのか?
そんな姿勢で挑んでいるUS TOURのように私は感じました
チームBABYMETALはこの後少しの休養をし、6月スイスから始まるEU TOURに再度飛び立つ予定だ!
次回のEU TOURでは約10万人の観衆が押し寄せるモンスターロックフェスであるDownload Festivalのメインステージにも出演する予定
USとは違う土地 観客達の前でどのような姿を見せてくれるのか今から楽しみしかない...
最後に...
今回US TOURに参加された日本の方々!そして海外の方々!
本当にお疲れさまでした!
今回私は海外遠征に行くことができず、日本から見守ることしかできませんでしたが、皆さんが上げてくれる動画や画像等楽しく拝見させていただいておりました!
画面を通して日本に居ても、ライブに参加しているように楽しく7人の姿を見ることができ感謝の気持ちしかありません
全ての方に確認を取ることはできませんでしたが、ブログで皆さんの写真を使うことも快くOKしていただき本当にありがとうございます!
また来月遠征される方も多数いらっしゃると思いますが、どうか無事にライブを楽しんできてください!
See you!!
セットリスト
NY ボストン フィラデルフィア シルバースプリング
01 BABYMETAL DEATH
02 ド・キ・ド・キ☆モーニング
03 ヤバッ!
04 あわだまフィーバー
05 GJ!
06 Amore - 蒼星 -
07 Catch me if you can
08 META!メタ太郎
09 イジメ、ダメ、ゼッタイ
10 KARATE
11 メギツネ
12 ギミチョコ!!
13 THE ONE
ENCORE
14 Road of Resistance
デトロイト シカゴ
01 BABYMETAL DEATH
02 いいね!
03 あわだまフィーバー
04 GJ!
05 Amore - 蒼星 -
06 Catch me if you can
07 META!メタ太郎
08 イジメ、ダメ、ゼッタイ
09 KARATE
10 メギツネ
11 ギミチョコ!!
12 THE ONE
ENCORE
13 Road of Resistance
Carolina Rebellion
01 BABYMETAL DEATH
02 ギミチョコ!!
03 Catch me if you can
04 KARATE
05 Road of Resistance
NORTHERN INVASION
01 BABYMETAL DEATH
02 KARATE
03 Catch me if you can
04 ギミチョコ!!
05 Road of Resistance
神バンドメンバー
G 大村孝佳
G 藤岡幹大
B BOH
Ds 青山英樹